芸能

間寛平の走ることへの独自哲学に迫る MBSテレビ「OF LIFE」  

ランニングの合間に園田競馬場の様子をのぞく間寛平(写真提供・MBS)

 お笑いタレント・間寛平(69)が11日放送のMBSテレビのドキュメンタリー「OF LIFE」(火曜・深夜1時59分、関西ローカル)で、走ることへの独自の哲学に迫る。

 同番組は、ある分野のスペシャリストが、もう一つの才能を発揮する姿を追ったドキュメンタリー番組。ナビゲーターをプロ野球・元広島の黒田博樹さん(43)、VTRナレーションを女優・手塚理美(57)が務めている。

 今年11月25日に開催された「第8回大阪マラソン」では4時間25分58秒でゴールした。完走後の取材では「きつかったー」と珍しく疲れた様子だったが、走る理由については「歯痛と一緒やねん」と、寛平独特の哲学で魅力を表現した。

 大会の10日ほど前の午前10時。寛平はランニングがてら園田競馬場に立ち寄った。「迷っても当たれへん」と、配当の高そうな馬券を買い、再び走り始めた寛平は、場外から第3コーナーを回って走って来る馬が見える場所で立ち止まった。馬券と馬を見比べながら一喜一憂すると、また競馬場の周囲を走りながら、次のレースで同じ場所に戻って来ることを繰り返す。まるで競走馬と競っているかのような寛平流トレーニングだった。

 寛平がマラソンを始めたのは、吉本新喜劇座長を務めていた頃からの盟友・池乃めだか(75)との何気ない会話がきっかけだという。「寛平ちゃんが『夢でなんぼ走っても疲れへん』って言うから、『走ってみたら?』って言うた」と当時を振り返る。

 しばらくしてホノルルマラソンに初挑戦。天性の才能が花開くと、その後は36時間以内に245キロを走るスパルタスロンを完走。24時間テレビのチャリティーマラソンの初代ランナーにもなった。

 マラソンとヨットで世界1周するアースマラソンを、2年あまりをかけて2011年に完走した。アースマラソンに人生観を変えられたという寛平は、日本と比べて過酷な場所で生活する人々を見て「すっごい生きてるなと。くよくよしてる場合ちゃうで」と思ったという。人間の強さに突き動かされ、「何にも怖くなくなった」。以降はさまざまなマラソン大会をプロデュースするなど、走る楽しさを多くの人に伝えるために奔走している。

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