プロ野球

【阪神】西、ブルペンで大ファン・福留との“対戦”に感激「幸せな時間でした」 

西は福留に対して投げ終わり、帽子をとって頭を下げる

 阪神・西勇輝投手(28)が12日、福留との“初対戦”に大感激した。キャンプ第3クール最終日は、チーム最多となる7度目のブルペン入り。目慣らしのために左打席へ入ったのは、憧れの41歳の大ベテランだった。

 「幸せな時間でした」と西は野球少年のように目を輝かせた。三重県出身で子どもの頃は中日ファン。「FUKUDOME」のユニホームに袖を通し、ナゴヤDで声援を送った記憶がよみがえるようだった。「攻めていいよ」という言葉に促され、力いっぱいの33球。「緊張しましたけど、福留さんが打席に入ってくれたことが一番うれしかった」と声を弾ませた。

 オリックスからFA移籍1年目。心細さを感じていた宿舎の食事会場で、同じテーブルに座ってくれた一人が福留だった。「練習から投げさせてもらうことなんてない。やっぱり、憧れが入ってきますね」。この日は100球を投げ、ランニングメニューを挟んでさらに直球ばかり50球。初日から計508球は今キャンプのチーム最多で「自分の投球がいかにスムーズにいくか。5クール目あたりから意識してやっていきたい」と前を向いた。

 矢野監督も「何の心配もしてない」と全幅の信頼を寄せる先発の柱。夢のような空間を体験し、視界はさらに明るくなったはずだ。(長田 亨)

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