体操・水鳥寿思強化本部長 橋本大輝の驚がく判断に「理解を超えた感覚を習得している」

◇体操 ▽NHK杯最終日(16日、長野・ビッグハット)

 体操の水鳥寿思・男子強化本部長は16日、NHK杯後に総括の会見。東京五輪代表に選出された橋本大輝(順大)の瞬時の判断に「理解を超えた感覚」と舌を巻いた。橋本は今大会、跳馬でヨネクラ(伸身カサマツ2回半ひねり=Dスコア6・0点)に挑戦する予定だったが、技をするために手を付いた瞬間に「(ヨネクラは)無理だと思ったので着地をまとめようと思った」とロペス(伸身カサマツ2回ひねり=Dスコア5・6点)に変更。着地も完璧に決めて、15・133点の高得点を挙げた。

 この一連の判断に、水鳥本部長は「そもそもヨネクラを跳べる選手は少ないですが」と前置きをした上で「判断はコンマ数秒の世界。その瞬間に変更できるというのはあり得ないこと。まあ、(考案した)米倉(英信)君はできるかもしれませんが着地も決めていたので、修正能力と判断能力は相当すごい」と改めて絶賛した。

 今大会で代表に決まった橋本に対して「ひと冬で37点を超えるDスコアを作ってきた。団体戦でも個人戦でも金メダルを持っている力を持っている。荒削りでミスもあるけど、日本のエースとして活躍してくれそうなワクワク感がある」と大きな期待を寄せていた。

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