G大阪、宮本監督解任後の初戦で0-3黒星 今季初の3連敗にMF倉田秋「実力が足りないのか…」

浦和に敗れ、選手らと引き揚げるG大阪・松波正信監督(左から2人目)

 宮本恒靖監督(44)を解任したG大阪は、暫定で指揮を執る松波正信監督(46)体制の初戦で浦和に0―3と大敗し、今季初の3連敗を喫した。6戦連続で勝利なし。松波監督は「選手たちは短い準備期間で、前向きに取り組んでくれた。ただ前半で0―3というスコアにされたことは修正点」と話した。

 10試合で3得点という深刻な得点力不足で宮本監督を解任し、課題は明白だった。前半は選手たちが距離を詰めたパスワークとハイプレスで攻め込み、リズムを取り戻すかに見えた。しかし前半16分、主将のDF三浦が浦和FWユンカーに競り負けて失点すると、同20分にはカウンターから守備の要・DF昌子がマークに付ききれず2失点目。同40分にもカウンターを受け、DF昌子がスライディングでボールを取り切れずにこぼれたところを、中央で押し込まれた。

 得点力の回復へ「シンプルにゴールに迫ること」を課題に挙げた松波監督は、1トップにFW一美、トップ下に倉田を起用し、両サイドハーフにMF宇佐美とMFチアゴ・アウベスを配置。守備時の混乱から、前半途中に倉田を右サイド、チアゴをトップ下に入れ替えて修正も図った。後半にはFWレアンドロ・ペレイラら豊富なタレントをつぎ込み、攻撃の迫力が出た部分もあったが、最後までゴールは割れなかった。

 MF倉田は「がむしゃらにやろうと決めていたが、得点やアシストを残せず悔しい気持ち。今日から変わろうと話して試合には入った。ただ0―3で負けているので…実力が足りないのか。色々と考えないといけない」と厳しい表情をみせた。一方で「ボールへの執着心や、気持ちを出すところは感じられた。あとはゴール前で体を張るところや、ギリギリの部分で相手を上回れるか」と話した。“解任ブースト”も発動できず、苦しい戦いが続く。

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