友風、右膝の大けがから順調に回復「『装具邪魔ですね』と言ったら『おかしい』って言われたけど…」

友風

◆大相撲夏場所2日目(10日、東京・両国国技館)

 右膝の大けがから復活を目指す元幕内の東三段目88枚目・友風(26)=尾車=は、西三段目88枚目・朝天舞(39)=高砂=に勝って初日白星。突いて押しての展開から押し込まれたが冷静にはたき込み、「よくない相撲だったけど、初日白星取れたのでよかった」と息をついた。

 前頭3枚目だった2019年九州場所2日目に、土俵下に右膝から落下。外側側副靱帯(じんたい)、前十字じん帯と後十字じん帯、ハムストリングの筋肉が全て切れ、半月板も損傷。太ももの骨と、すねの骨も骨折する大けがを負った。6場所連続全休を経て先場所、序二段55枚目から復帰。6勝を挙げ、今場所三段目に番付を上げた。

 春場所では右膝を固定する装具を付け土俵に上がっていたが、今場所は外して臨んでいるという。「周りの方のおかげで、いい環境で治療、リハビリもできている。場所ごとによくなっているのは確実。テーピングの量も少なくなりましたし、膝がしっかりしてきていると言われた。装具が邪魔かなと思ってきて、先生に『邪魔ですね』と言ったら『おかしいんじゃない』って言われましたけど。稽古は積めているので。よくはなっているかな」と、充実した表情で語った。

 部屋では、幕下筆頭の矢後らと10番ほど相撲を取れるまでに回復し「兄弟子の野上さんとか栄風さんとか、切磋琢磨(せっさたくま)し合えている」。再び関取として土俵に上がる日が待たれるが「あんまり、元幕内というより、ケガをして右足1本丸々ダメになったので。別人だと思って元幕内という肩書きも気にせず、三段目力士として土俵にあがりたい」と語った。

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