池江璃花子、「一度だけ、『死にたい』と家族の前で発したときがあった」生出演で思い語る

池江璃花子

 競泳女子で白血病を克服し、10日に終了した日本選手権で“4冠”した池江璃花子(20)=ルネサンス=が、大会終了後に「NHKスペシャル」に生出演した。

 まずは、東京五輪のリレー代表権を2種目で獲得したことに対し、「試合前は1種目優勝を目標としていたので、まさか4種目全てで金メダル取れると思っていなかった。まさかリレーで(五輪の)内定も決まると思っていなかったので、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 番組内では、入院中の自分の映像を見ながら、闘病生活を振り返り、「ほんとに一度だけ、『死にたい』と家族の前で発したときがあった。その時は近くに母がいて、『そんなこと言わないで、一緒に頑張ろう』と言葉をかけてもらって、お互いすごく涙した。そばに支えてくれる人がいたのに、なんでそんな言葉を発してしまったんだろうと、すごく後悔した」と話し、大きな瞳に涙がたまった。

 番組の最後に、東京五輪への思いを問われた池江は「自分がいざ、東京五輪に内定すると、やってほしい気持ちもあります。けど、いろんな方達の気持ちを考えると、否定的な声もあります。ただ選手はその一生に一度の人生の中の大事な試合を何時間、何十時間、何千時間かけて、その一瞬のために努力を積み重ねてきている。出る選手は決まったなら決まったで、また全力で応援してほしい。きっと東京五輪が開催されて無事終わって、やって良かったと思ってもらえるよう、私たち選手も結果をだしていければ」と語った。

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