【湘南】18歳ルーキー田中聡「本能のままに飛び出せた」 3列目から前線へ猛進し、プロ初ゴール!

 

◇明治安田生命J1リーグ▽第9節 湘南1―0広島(10日・Eスタ)

 湘南は高卒ルーキーのU―20日本代表MF田中聡(18)がプロ初ゴールを決め、広島に1―0で勝利した。

 3列目から一気にゴール前へ猛進した。中盤底のアンカーで先発した田中は0―0の後半11分、敵陣中央でボールを奪取。FW町野にパス後も前進し、町野の縦パスに抜け出して左足で冷静に左隅へ先制点を決めた。「自分の(トラップ)ミスからすぐ切り替えてボールが取れて、マチくん(町野)に渡して自分が走っているのを見てくれて、それ以上ないボールを出してくれた。あとは決めるだけだった」と振り返った。

 湘南の下部組織出身で今季トップチームに昇格。待望の初ゴールを奪った。浮嶋敏監督(53)から練習時に「ゴール前を狙っていけ!」と何度も指導されていたといい、「日頃の練習の成果が出た」と田中。3列目から長い距離を走ってフィニッシュし「あまり考えずに飛び出せた。本能のままに…ではないけど、練習がいい方向につながった」と喜びをかみしめた。

 7日の名古屋戦(0△0)で退場したMF三幸に代わってアンカーで先発したが「三幸くんなら(相手を)いなせたり、ゲーム作りができててお手本になる。自分はもっと試合を落ち着かせる選手になっていかなきゃいけない。そこは課題」。この日は後半31分に交代し「90分間通して戦い抜くところがまだまだ全然足りない。もっと日頃の練習からやっていって、さらなる向上を目指していきたい」と自身に厳しい一面ものぞかせた。

 チームは5試合ぶり白星で今季2勝目。だが、初勝利した3月13日の仙台戦(3〇1)で田中はベンチ外だっただけに「この試合がプロ初勝利というか、すごくうれしい。そこの得点が取れたのはラッキー。この上ない結果だと思う。チームの力に少しはなれたかな」と安どの表情を浮かべていた。

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