【高校野球】センバツ8強の智弁学園が5回コールド発進 プロ注目の前川右京は4打席連続四球

智弁学園の前川右京は4打席連続四球

◆春季奈良県大会 ▽1回戦 智弁学園12―1高取国際=5回コールド=(10日・大和郡山市営球場)

 第93回センバツ高校野球で8強入りした智弁学園が、5回コールドで1回戦を突破した。プロ注目の前川右京左翼手(3年)は4打席連続四球だった。スイングしたのも1度だけだった。「3番打者として、打つだけが仕事じゃないと思う。どういう形でも、次の打者につなげられるのが大事」と、冷静に球を見極めた。

 センバツでは通算10打数2安打2打点で、準々決勝の明豊(大分)戦では好機に凡退して悔し涙を流した。その後の練習試合で2本塁打を加えた。高校通算本塁打を34に伸ばしたが「調子は上がってきていない。上がってないから打てないじゃなく、どういう状況であっても打てるようにやらないといけない」と、思考錯誤を重ねている。小坂将商監督(43)は「甲子園から帰って、だいぶ良くなってきた。打球が上がれば問題ない」と、主砲の復調に期待した。

 前川は「自分のせいで明豊戦に負けた。今度は自分がチームを助けられるように、練習するしかないな、と甲子園という舞台で教えてもらった。打撃や、いろんな面で成長できる大会にしていきたい」と、目標を掲げた。

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