IWGP世界ヘビー初代王者に認定の飯伏幸太、4日のデスペラード戦に2冠を懸ける意思を表明

2月28日のインターコンチ王座防衛直後の飯伏幸太(左)に挑戦表明したエル・デスペラード(新日本プロレス提供)

 2月28日の新日本プロレス大阪城ホール大会で内藤哲也(38)を破り、IWGPインターコンチネンタル(IC)王座3度目の防衛に成功した飯伏幸太(38)が1日、オンラインの一夜明け会見を開いた。

 2つのベルトを両肩に下げて登場した飯伏は「昨日、内藤哲也と対戦したんですけど、これまで(2冠に関する)お互いの主張が全然違っていた。僕は二つとも守りたい、二つともなくしたくない、残したいという意味で言ってきた。最終的に話は決まらず、勝負で決めようということに至った。ただ戦うだけじゃない気持ちの戦いがあって、僕には昨日、内藤さんの気持ちは本当に伝わりました」と話した上で「僕は二つのベルトを継承していきたい。守り抜いていきたいのは以前と変わらない」と続けた。

 新日は飯伏の会見前にIWGPヘビー王座とIC王座を統一し、両王座の歴史を継承したIWGP世界ヘビー級王座を新設。ベルトの新調を発表。飯伏を初代王者と認定した上で4月4日、東京・両国国技館大会で5日、東京・後楽園ホール大会で開幕する春の最強決定トーナメント「ニュージャパンカップ」(NJC)の優勝者と防衛戦を行うことを発表したが、飯伏の発言は2つのベルトを残す形。今後の進展に注目が集まる形となった。

 さらに「もう一つ、僕から提案がある」と続けた飯伏は「武道館のメインでと、デスペラード選手が挑戦表明されましたけど、逆に僕からお願いします。この二つのベルトを賭けてタイトルマッチをやりましょう。ぜひ」と、4日、東京・日本武道館で行われる旗揚げ記念日大会のメインイベントで行われるIWGPジュニア王者・エル・デスペラード(37)とのシングルマッチに2冠を懸ける意思を表明した。

 デスペラードについて、「ジュニアヘビーとタッグの2冠ですよね。どのくらいの実力なのか知りたいです。昔、彼が(メキシコ遠征から)帰ってきた時(2014年2月に対戦し、圧勝)と、どう変わったのか知りたいので。ぜひ、倒したいです」と笑顔で話した飯伏。

 「僕は(防衛戦を)いつでも、誰とでもやると言ってあるんで。明日でもいいけど、決まっているのは武道館なんで」と続け、デスペラードに敗れた場合、2冠陥落となる、がけっぷちに自らを追い込んだ形となった。(中村 健吾)

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