落語芸術協会のユニット「サマスモ」「コムソウ」が3・4に演奏会&演芸会開催 桂夏丸「いずれは寄席で…」

サマスモ&コムソウの(右下から時計回りに)桂夏丸、桂小すみ、三遊亭遊七、神田桜子

 落語家・桂夏丸が3月4日、東京・お江戸日本橋亭で異色の演芸会を行うことになった。

 「サマスモ&コムソウ~合同スプリングコンサート」と題して、通常の演芸を行った後に、音曲師・桂小すみと結成したユニット「サマスモ」に加え、小すみと、落語家・三遊亭遊七、講談師・神田桜子の3人組ユニット「コムソウ」がコンサートを行う。

 「コムソウ」は所属する落語芸術協会の夏期研修会や納会で前座の余興として18年にスタート。虚無僧の格好で亡くなった落語家の出ばやしを演奏し追悼するネタで、「バケツにござを巻いて、虚無僧の天蓋を作ったのはご好評頂いた」(小すみ)と協会内では注目?のユニットとなっていた。昨年5月に遊七、桜子が二ツ目に昇進し、同年9月に仙台・花座で初公演を行っていた。

 2月28日には4人が都内のスタジオで“音合わせ”を行い本番に向け練習に励んだ。笛や三味線、ピアニカやリコーダーなど様々な楽器を用いる。夏丸は「洋楽を寄席の楽器を使ってやります」と企画意図を話すと、遊七は「邦楽の楽器と洋楽の楽器を合わせるのは大変ですが、『やれば出来る』をテーマに頑張ります」と抱負。小すみも「人間が作った楽器なので同じところはあるはず」と話した。桜子も「(3人とも)落語と講談、音曲と違うので、『コムソウ』を続けていきたいです」と話した。

 落語芸術協会では、デキシーバンド「にゅうおいらんず」やハワイアンバンド「アロハマンダラーズ」が活動している。自身も「アロハマンダラーズ」に所属している夏丸は「『にゅうおいらんず』も『アロハマンダラーズ』も元々余興(がスタート)だった。僕たちもいずれ寄席でやります」と決意を語っていた。

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