【Bリーグ】富山グラウジーズ 38本のフリースローを獲得するも琉球に敗退

26得点を挙げたマブンガ

◆バスケットボールB1第24節・第2日 琉球85―76富山(28日、富山市総合体育館)

 東地区4位の富山グラウジーズは、76-85で西地区首位の琉球ゴールデンキングスに敗れた。第1クオーター(Q)は8-25と、まさかの大ブレーキ。琉球の気迫あふれるディフェンスで得意のインサイド攻撃を封じられ、8-14のスコアから連続11失点を許した。序盤のつまづきが最後まで大きく響き、シューティングガードの水戸健史(35)は「相手のエナジーはすごく伝わってきた。ミーティングで注意はしていましたが、立ち上がりは受けてしまった」と悔やんだ。

 1試合平均89得点とリーグ1位の攻撃力を持つ富山に対し、琉球は1試合平均74失点とリーグ2位の少なさを誇る堅守のチーム。お互いに長所を生かし、真っ向勝負を繰り広げた。琉球は厳しいディフェンスを繰り出し、富山は27回のファウルを受け、38本のフリースローを打った。ファウルトラブルの重なった琉球の藤田弘輝HC(34)は「ディフェンスで引いたら、富山は突き続けてくる。強度を落とさず、自分たちのバスケに集中できました」と強気の姿勢を貫いた。

 終盤はエースのジュリアン・マブンガ(31)を軸にインサイドで崩しながら3点シュートを狙ったが、フリースロー成功率は61%と低迷。試合の流れを呼び込むことは出来なかった。チームトップの26得点、8リバウンド、5アシストと奮闘したマブンガは「琉球は強度の高いディフェンスが際立っているチーム。自分がアタックすることによって守備が寄ってくるので、そこからシンプルにプレーしたかった」と振り返った。

 敗れはしたが東地区4位をキープ。今後はA東京、千葉、渋谷と、強敵との連戦が続く。水戸は「1試合、1試合がすごく大事になる。目の前の試合をしっかり勝っていきたい」と決意。2季ぶりのチャンピオンシップ出場に向け、上位チーム撃破を狙う。(中田 康博)

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