リバプール、次期監督候補にジェラード氏が浮上 英紙が報道

スティーブン・ジェラード氏(ロイター)

 英大衆紙「デイリー・ミラー」がクロップ監督の今夏ドイツ代表監督就任の可能性を伝え、リバプールの次期監督にはクラブのレジェンド選手であるスティーブン・ジェラード氏が浮上したと報じた。

 「ミラー」紙によると、2006年からドイツ代表を率い、2014年のブラジル大会を制したヨアヒム・レーブ監督だが、2018年のロシア大会でグループ戦敗退を喫してからの不振が続き、今夏にも解任という機運が高まっているという。

 レーブ解任となればクロップ監督は次期代表監督の大本命。今季のリバプールの不振もあり、ドイツ・サッカー協会(DFB)が正式にアプローチした場合、クロップ監督が就任要請を受ける可能性はある。

 そこで問題はリバプールの後任となるが、クラブ内ではすでにクロップ監督辞任に対応して、今季のスコティッシュ・プレミアでレンジャーズを率いて首位を独走するスティーブン・ジェラード氏に白羽の矢を立て、その監督としての資質に注目しているという。

 またジェラード氏は2000年代を通じてリバプールの主将を務め、決定力抜群のMFとしても近年を代表するレジェンド選手であり、サポーターの支持も絶大。クロップ監督退任となれば、無論のことこれ以上の候補者はおらず、ケニー・ダグリッシュ氏をはじめとするクラブ有力者の支持も集まっているらしい。

 しかし独自のカウンタープレス戦法をチームに浸透させ、そのポジティブで陽気な人柄で選手、サポーターを魅了し、一つにまとめて一昨季の欧州、そして昨季のプレミアを制したドイツ人闘将の穴は大きく、誰が後任となっても、リバプールにとっては大きな不安がつきまとう人事となりそうだ。(森 昌利)

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