春場所新十両の武将山に母校・埼玉栄高から化粧まわし贈呈「すごくうれしい。一番憧れの化粧まわし」

母校の埼玉栄高から贈られた化粧まわしを手にする武将山(埼玉栄高提供)

 大相撲春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)を新十両で迎える武将山(25)=藤島=に25日、母校の埼玉栄高から化粧まわしが届けられた。あこがれで同校OBの大関・豪栄道(現・武隈親方)らも着けた、鮮やかなオレンジ色を基調とした化粧まわしだ。武将山は「やっぱりプロに入った時から憧れの先輩が着けていた化粧まわしで、いつか自分も着けたいと思っていました。すごくうれしいです。一番憧れの化粧まわしです」と感慨深げに話した。

 高校相撲の名門、埼玉栄で3年時に相撲部主将として全国総体の団体優勝に貢献し、2014年初場所で初土俵を踏んだ。その間、大関・貴景勝(常盤山)や幕内・琴勝峰(佐渡ケ嶽)、十両・王鵬(大嶽)ら後輩が先に出世した。武将山は「悔しい思いもしました」と吐露。ただ「諦めずに、自分が弱いだけだと思って地道に稽古はしてきました。師匠(藤島親方=元大関・武双山)の教えの真っ向勝負をできるように心がけたのが良かった。どこか怖さがあって引いたり、差したりすることもあったが基本に返って押し一本でいこうと思った。負けたら自分が弱いだけだと思い、切り替えることができた」と7年かけて関取の座をつかんだ。

 稽古で関取が着けることができる白まわしは3月1日の番付発表後からの予定。春場所へ向け「気負うことなく新十両らしくチャレンジャーとして勝っても負けても悔いのない前に出る相撲を取りたいです。それで駄目なら、自分が弱いと思って稽古をすればいい。前に出ることを心掛けたいです」と気合を入れた。

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