【平野早矢香の目】張本智和、攻めきる形が極端に少なかった

得点を許し険しい表情を見せる張本智和

◆卓球 全日本選手権 第6日 ▽男子シングルス準々決勝 及川4―1張本(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男女シングルス準々決勝が行われ、3年ぶりの頂点を目指した張本智和(17)は及川瑞基(23)=ともに木下グループ=に1―4で敗れた。

 張本選手はフォアハンドがあまり走っていませんでした。カットマンと試合をした後はどうしても崩れやすいですし、疲労や腰の影響などいろんな要素はあると思いますが、スイングしきれず、攻めきる形が極端に少なかったという印象です。及川選手も本当にいいプレーをしていて、相手の有利なバック対バックの形にならないようにフォア側やミドルをついたり、見ていて意図を感じました。

 世界ランクで最上位の張本選手に対しては、どの選手も年上年下関係なく向かってきます。全日本選手権だけでなく、これから海外の試合でも予想しているより相手が攻めてきたり、押し切ってくることがあると思います。もう少しぶつかっていく気持ちで戦っていくことも大事ですし、まだそういうふうに思って、いい年齢だと思います。(12年ロンドン五輪女子団体銀メダル、ミキハウス所属)

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