中京大中京の右腕・畔柳亨丞、先輩の中日・高橋宏斗超え155キロ目指す…今年のドラフト目玉候補

2021年の主なドラフト候補

 今年のドラフトは最速150キロ超えの投手がそろう高校生に注目だ。目玉候補は、センバツ出場が決定的な中京大中京の最速151キロ右腕・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)は、先輩の高橋宏斗(中日)を超える155キロを目標に掲げた。

 力強く腕を振り、しっかり指にかかった直球を低めに投げ込む。最速151キロの畔柳は、世代屈指の本格派右腕らしい理想を追い求めている。「投球フォーム、気迫は則本投手(楽天)。ストレートは藤川投手(元阪神)の切れ、伸びを目標にしています」

 卓越した能力は、中日ドラフト1位の高橋宏を育てた高橋源一郎監督(41)も認める。「ボールの強さなら、畔柳が断然上でしょう」。高校での目標は、高橋の最速を1キロ上回る155キロだ。同世代では、中学のヤングリーグの全国大会で知り合った市和歌山の小園を意識している。「スピードもそうですが、カットボールが一番いい。手元で曲がる変化球は自分にはないので」

 まだ6歳だった09年夏、堂林翔太(広島)を中心に甲子園で優勝した中京大中京に憧れを抱いた。背番号1を背負った昨秋は腰に不安を抱えながら愛知、東海大会の優勝に貢献し、センバツ出場を確定させた。「勝つことが最優先。そしてスピードが注目されていると思うので152、3キロを出せれば」。昨夏、甲子園交流試合の9回に153キロをマークして衝撃を与えた先輩の背中を追い、聖地で自己最速更新に挑む。(浜木 俊介)

 ◆畔柳 亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)2003年5月3日、愛知・豊田市生まれ。17歳。小1時に豊田リトルで野球を始め、竜神中時代はSASUKE名古屋ヤングで投手。3年時にU―15日本代表でW杯出場。中京大中京では1年夏に背番号20でベンチ入りし、2年秋から背番号1。球種はカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。178センチ、84キロ。右投右打。

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