【巨人】阿部慎之助2軍監督、阪神移籍のまな弟子・山本泰寛へ「レギュラーを取るつもりで頑張ってほしい」

山本にエールを送った阿部2軍監督

 巨人の山本泰寛内野手(27)が30日、金銭トレードで阪神へ移籍することが両球団から発表された。巨人・阿部慎之助2軍監督(41)は、山本へ「個人的にはチャンスだと思って、レギュラーを取るつもりで頑張ってほしい」とエールを送った。

 移籍が決まった山本に対して問われると、阿部2軍監督の語気は自然と強まった。「本人もあいさつで『またみんなと戦えるのを楽しみにしてます』と言っていた。個人的にはチャンスだと思って、レギュラーを取るつもりで頑張ってほしい」。教え子への愛情がにじみ出ていた。寂しさ以上に期待があふれた。

 今季の1軍出場はなく、ファーム暮らしが続いた。阿部2軍監督は、G球場でたびたび熱血指導を行った。時にはサンドバッグを使い、スイング時のインパクトを強くするように、身ぶり手ぶりで手本を示しながらアドバイスしていた。

さらなる飛躍を目指す山本

 1時間以上の指導を受けた山本は「ボールを強く捉えるためにはどうしたらいいか説明してもらいました。自分の引き出しに入れておきます」と、うれしそうに答えていた。指揮官の教えを結果で示すべく、イースタン・リーグの終盤はタイムリーを量産。最後まで1軍への昇格を諦めず、アピールし続けた。

 山本は大阪の毎日放送(MBS)の辻沙穂里アナウンサーと結婚し、妻は妊娠しているという。守るべきものができれば、より強くなれる。阿部自身も、そうだった。「奥さんも妊娠してるんでしょ? 家族が増えると頑張りがいもあるし。(移籍することで)野球選手が終わるわけじゃないし、野球ができる幸せを感じながらやってほしい。イチ野球人としてね、それだけだよ」。愛情たっぷりのエールに応えるために、27歳は努力を続けていく。(小林 圭太)

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