【日本ハム】杉谷拳士「一世一代」爆笑残留会見…“杉谷節”さく裂、オフは離島自主トレで「サバイバル」

残留を表明した日本ハム・杉谷(カメラ・安藤 宏太)

 日本ハムの杉谷拳士内野手(29)が30日、千葉・鎌ケ谷市のファーム施設で、今季取得した海外FA権を行使せずに残留することを公表した。残留選手の会見は異例だが、「杉谷拳士、海外FA権は…行使…しま…せんでした!」と笑顔。1年3500万円で残留し、「(日本ハムのソーセージの)シャウエッセンのようなパリッとしたプレーで、ジュワッと中身の濃いシーズンにしたい」と、ジョークまじりに意気込んだ。

 今季は12年目で自己最多88試合に出場も打率は2割2分1厘。それでもムードメーカーとしてチームに欠かせない存在だ。先輩や首脳陣から「早く出ていけよ!」と言われ、後輩からも「ありがとうございました!」とイジられ続けていたが、「体力の続く限り頑張りたい」と誓った。

 17年以降は毎年オーストラリアでオフを過ごしてきたが、コロナ禍で渡航が難しくなり、「俺に足りないのは仙人になる気持ち。自分で切り開く能力が全然足りない」と、国内の離島で自主トレを行うことも発表。オーストラリアでは長打力アップのための「カンガルーパンチ」など「5大秘技」を手にしてきたが、邪念を遮断した大自然で、「杉谷拳士サバイバル生活」を送る考えだ。

 新外国人のロドリゲスがオフにラッパーとして活動することにも刺激を受け、「僕の思いをラップに乗せて届けたい。英語を交えながらの自己紹介がてらいきたい」と、鼻息を荒くした。「一世一代の会見」と意気込んで臨んだ約20分間は、“杉谷節”のさく裂で爆笑の渦に包まれた。(安藤 宏太)

 ◆杉谷 拳士(すぎや・けんし)1991年2月4日、東京都生まれ、29歳。帝京高では1年から正遊撃手。3年では主将を務め計3度甲子園出場。08年ドラフト6位で日本ハム入団した。プロ3年目に1軍初出場。ここまでプロ12年通算で672試合に出場し、14本塁打92打点、打率2割2分2厘。帝京の先輩でもあるとんねるず・石橋貴明さんとの親交も深い。今季の年俸3000万円。右投両打。173センチ、78キロ。背番号「2」。

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