日大VS関学戦は「運命の試合」タックル問題以来の対戦…13日甲子園ボウル

甲子園ボウルでの奮闘を誓った日大・伊東(左)、関学大・鶴留の両主将

 アメフト学生日本一を争う「甲子園ボウル」(13日)の会見が30日、同球場で行われ、関東王者・日大と関西王者・関学大の両監督、両主将が出席した。両大学は危険タックル問題が起きた18年5月の定期戦以来2年7か月ぶりの再戦。日大DL伊東慧太主将(4年)は「関学さんには、いろいろご迷惑をかけた」と改めて謝罪し、「あのまま対戦がないとモヤモヤしたものが残る。運命の試合。最後に対決することができてうれしい」と意気込んだ。

 タックル問題後に公募で日大監督に就任した元立命大コーチで、下部リーグから再建した橋詰功監督(57)は「関学さんは10回に1回勝てるかどうかの相手。胸を借りたい」と2連覇中の相手に敬意。甲子園切符を手にした29日の桜美林大戦で欠場した伊東主将と負傷交代したエースQBの林大希(4年)については「何とか間に合ってほしい」と願った。

 甲子園ボウルで両校の対戦は今回が30度目で、日大が過去17勝10敗2分け。最近は17年に対戦し日大が勝利。当時1年だった関学大RB鶴留輝斗主将(4年)は「リベンジを果たしたい」と闘志を燃やした。今季就任した大村和輝監督(49)は「日大さんとは、いろいろあったが切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲。また素晴らしい試合ができればと思う」。今年5月に定期戦が再開予定だったが、コロナ禍で延期となっていた両校の激突。赤と青の伝統の一戦が最高の舞台で復活する。(田村 龍一)

 ◆31年ぶり内野は土

 今年の甲子園ボウルは内野部分が土のまま戦う。例年は天然芝を内野の黒土の上に敷くが、発注期限の今夏時点ではコロナ禍で開催自体が危ぶまれ、主管の関西学生連盟が発注しないと判断。土の戦いは89年以来31年ぶり。日大・橋詰監督は「もし雨が降ったらどうなるか」と苦笑い。関学大・大村監督も「履く靴(スパイク)を間違えると大変」と警戒した。

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