三浦翔平、春馬さん主演映画の完成披露で目を潤ませ「彼の熱量を目に焼き付けて」

撮影秘話を振り返る三浦翔平

 7月に急死した俳優の三浦春馬さん(享年30)が最後に主演した映画「天外者(てんがらもん)」(11日公開、田中光敏監督)の完成披露試写会が30日、都内で行われ、三浦翔平(32)、西川貴教(50)、森永悠希(24)らが出席した。

 春馬さんが、幕末から明治にかけて日本の近代化に尽力した五代友厚を演じる時代劇。坂本龍馬役を演じた三浦翔平は「本当に僕ら全員、いろんな思いを持って、ここに立っています。お披露目できることがうれしいです。彼(春馬さん)の熱量、必死に生きた五代友厚の熱量を目に焼き付けて帰ってもらいたい」と語り、目を潤ませた。

 春馬さんの高校の同級生だった蓮佛美沙子(29)は正式なオファー前に春馬さんから「美沙子ちゃん、一緒に仕事しない?」と誘われたことを明かし、「すごくうれしかった」。春馬さんが演じる五代については「ついて行ったら、いい未来が待っていると思わせてくれる。春馬くんの目を見たら、もう大丈夫だと思う強さがあった」と振り返った。

 春馬さん演じる五代の母役を演じた筒井真理子(60)も撮影現場での思い出を語った。「春馬さんに会えるのがうれしくて、現場に行ったら駆け寄って来てくれて、私の主演映画『よこがお』を拝見しましたと言ってくれて。主演を背負おうというのは大変なことで、『天外者』を背負いながら、私の主演映画を見てくれた。ものすごい集中力で、天才を見ているような気がした。春馬さんを見守るだけで母になれた」と思い出を明かした。

 田中監督は春馬さんをキャスティングして理由について「大人の男性の魅力があって、美しくて、芯がある役者。彼にぜひやってもらいたかった。彼の純粋さ、あんなにきれいな大人になれるものなのか、第一印象で思いました。彼にオファーして良かった」。会場はしんみりムードになったが、「主演の三浦春馬は素晴らしく、最高の芝居をしています。その素晴らしい演技も見届けてほしい」と前向きに呼びかけた。

最新一覧