【ジャパンC】アーモンドアイが現役最終追い切り ルメール「99%のコンディション」

ルメールを背にした現役最後の追い切りで貫禄の動きを示したアーモンドアイ(右)

 ジャパンC(29日、東京)の出走予定馬の追い切りが東西トレセンで25日に行われた。ラストランを迎えるアーモンドアイは美浦・Wコースでの3頭併せ。最後の追い切りの手綱を執ったクリストフ・ルメール騎手(41)は「99%のコンディション」と出来に太鼓判を押した。3強が激突する歴史的な一戦の枠順は26日に決定。27日に一部ウインズで金曜日発売が行われる。

 最高の背中の感触を楽しみながら、アーモンドアイとの呼吸をピタリと合わせた。レースへ向けての生涯最後の追い切り。美浦トレセンに駆けつけた栗東所属のルメールは「いつもアーモンドアイに乗る時は、僕にとって特別。今回、最後の追い切りだったので集中したし、ずっとエンジョイできました」と、笑顔でラスト調教を終えた。

 ウッドチップ(W)コースで中サトノエルドール(4歳3勝クラス)を2馬身半、外ミッキーパンチ(3歳1勝クラス)を6馬身追走。2頭の内に入った直線は馬なりのまま楽々と馬体を併せ、5ハロン67秒9、ラスト1ハロンを12秒8で両馬にきっちり1馬身先着した。「最後はちょっとスピードを出してくれたけど、無理しないで追い切りがしたかった。彼女のパワーを温存できた」と満足げだった。

 天皇賞・秋から中3週のローテーション。安田記念は中2週で2着に終わったこともあり、間隔が短いことへの不安説も飛び交うなか、「パワーアップしたと思います。前回は休み明けだったので、たぶんコンディションは80%。3週間のあと、競馬のリズムを保ってコンディションも上がってきているので、今回は99%かな。テンションも上がらず静かだったし、国枝調教師、スタッフはすごくいい仕事をしてくれたと思います」と、上昇カーブをわかりやすく数値で示した。

 3冠馬3頭による最初で最後の直接対決にも、ルメールの自信は揺らがない。「今年の3歳はめちゃめちゃ強いから、いいレースになると思う。彼女はまだ走りたいみたい。コンディションもトップになるし、改めて良い結果を出すことができると思う」。ラストランは100%の全力で現役最強の走りを披露する。(西山 智昭)

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