小池百合子都知事、Go Toの一時停止は「あすまた議論する」都内の重症者数は約半年ぶりに50人台に

退庁時に記者団の取材に応じた小池百合子知事(カメラ・奥津友希乃)

 東京都の小池百合子知事(68)は24日、政府による観光支援事業「Go To トラベル」の対象から東京を除外するかどうかの判断について、この日は明言しなかった。

 都庁を退庁する際に記者団の取材に応じた小池氏は、「今後どのような形にすればいいのか明日(あす)また都庁内で議論して、より都民の命と健康を守るという観点から考えていきたい」と述べるにとどめた。

 小池氏はこの日、首相官邸を訪れ西村康稔経済再生担当相、菅義偉首相と相次いで面会し、都内の感染状況の報告や、キャンペーンの一時停止に関して、都内発着の旅行の取り扱いなどについて意見交換した。

 全国で感染者が急増する中、「Go To―」の取り扱いを巡り、政府は感染が拡大している地域を目的地とした旅行の新規予約一時停止など運用の見直しを表明している。北海道・札幌市と大阪市が対象地域から一時除外となる見通しで、全国知事会はキャンセル料などを国が全額負担するよう求めている。

 東京都は24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに186人確認されたと発表した。16日(180人)以来、8日ぶりに1日当たりの新規感染者が100人台となった一方で、重症者数は前日の23日から10人増の51人に。重症者数が50人台となるのは、5月18日(52人)以来、約半年ぶりで、緊急事態宣言解除後では最多の高水準となっている。

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