箱根駅伝連覇を目指す青学大の原晋監督「今大会は5強。激しい戦いになる」

9組で力走する青学大・神林勇太(先頭)と佐藤一世(右端)

◆陸上1万メートル記録挑戦競技会(23日、相模原市ギオンスタジアム)=報知新聞社後援=

 第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年連続6度目の優勝を狙う青学大の原晋監督(53)は、全レース終了後「今回の箱根駅伝は5強でしょう。青学大、東海大、駒大、明大、そして、早大も強い」と総括した。武蔵野学院大のワンジク・チャールズ・カマウ(1年)が、山梨学院大のメクボ・モグスが2008年にマークした27分27秒64の日本学生国際記録に迫る同歴代2位の27分30秒09の好記録でトップ。日本人トップは28分20秒63で走破した帝京大の星岳(4年)だった。

 例年、青学大は今大会で圧倒的な存在感を発揮し、最近2年では1万メートル自己ベストの上位10人平均でトップに躍進したが、今季はやや様相が異なる。今回も近藤幸太郎(2年)が28分35秒28、中村唯翔(2年)が28分45秒92、佐藤一世(1年)が28分54秒66の自己ベストをマークし、上位10人の平均タイムを28分39秒まで引き上げ、これまでの最速だった17年度の東海大の28分43秒を上回ったが、今季、各校のレベルアップがすさまじい。

 21日に行われた早大競技会で好記録を連発させた明大が28分31秒。早大が28分37秒で続いた。この日、駒大も鈴木芽吹(1年)が初の1万メートルで28分23秒8をマークするなど上位10人の平均を28分33秒まで引き上げた。

 原監督は現在の勢力図を冷静に分析する。「1万メートルの持ちタイムで青学大は4番、5番手になると思うが、厚底シューズの使用条件が異なるので、気にする必要はない。例年以上に強化できている。ただ、他校も力をつけていることは間違いない。今回の箱根駅伝は5強の争い。激しい戦いになるでしょう」と表情を引き締めて話した。

 箱根駅伝まで、あと1か月強。決戦ムードが高まってきた。

最新一覧