【春高バレー富山県予選】富山第一男子が大逆転で2年ぶり7度目の全国切符「三重跳びでジャンプ力を鍛えました」

全国大会出場が決まり、笑顔を見せる富山第一の選手たち

◆全日本バレーボール高校選手権・富山県大会男子決勝 富山第一3―1高岡第一(23日、富山県総合体育センター)

 私立強豪校同士の“第一対決”は、富山第一が3-1で高岡第一に逆転勝利し、2年ぶり7度目の全国切符をつかんだ(優勝は6度目)。第1セットは相手の好守に阻まれたが、その後は3セット連続で奪取。最後は182センチのエース、堀崇人主将(3年)が豪快なスパイクを決めて、昨年の決勝で敗れた雪辱を果たした。優勝が決まった瞬間、あまりの嬉しさに、涙を見せる選手も。堀主将は「みんな、練習よりもいいプレーを出せた。去年は負けてしまったので、最初から全力で挑み、楽しめました」と笑顔を見せた。

 抜群のパワーと高さを武器に、チームの2枚看板が豪快なスパイクを見せつけた。最高到達点310センチの脇本荘太(3年)がチームトップの27得点を挙げれば、同320センチの堀は17得点とフル回転。堀には3枚ブロックのマークが付いたが「勝つためには自分が決めるしかない。間を抜くのではなく、高さで通用した」と真っ向勝負で打ち勝った。

 全身のバネは、縄跳びと階段ダッシュで培った。昨年から三重跳び50回のトレーニングを開始。最初は2、3回しか続かなかったと言うが、徐々にジャンプ力を強化した。3階建て校舎を利用した階段ダッシュは4往復をノルマにした。「厳しいトレーニングだったが、軽く飛んでも、いつもより高くジャンプできるようになった」と堀。この日は最後までスタミナも衰えることなく、豪快スパイクを打ち続けた。

 全国大会(来年1月5日開幕、東京体育館)の目標は8強入りだ。「オリンピックが開かれる舞台でプレーできるのは楽しみ。さらに攻撃力を上げて挑みたい」と堀。三重跳びで磨いたスパイクで、憧れの大舞台に挑む。(中田 康博)

最新一覧