【春高バレー富山県予選】富山第一女子が8年連続13度目の全国切符「8強を目指し、思い切りプレーしたい」

優勝を決め、喜びを爆発させる富山第一の選手たち

◆全日本バレーボール高校選手権・富山県大会女子決勝(23日、富山県総合体育センター)富山第一3―1富山商

 女子決勝戦は、富山第一が3-1で富山商を下し、8年連続13度目の全国切符を勝ち取った。エース、谷畑千咲主将(3年)がチームトップの20得点を挙げれば、1年生3人も攻守で大活躍。第3セットは奪われたが、最後は総合力で勝ちきった。谷畑主将は「焦りもあったが、冷静にプレーできた。絶対に勝とうと思っていました」と感無量。試合後は観客席に向かって、全員で肩を組んで校歌を歌った。

 1年生3人が窮地を何度も救った。宮本雅也監督は「これほど1年生が多い年は初めて」と話し、スタメンにも1人を抜擢した。強烈なスパイクを武器に、角田未緒(1年)がアタック14本、ブロック2本、サービスエース3本と大爆発すれば、リベロの窪田晴日(1年)も好レシーブを連発。第3セットを奪われて嫌な雰囲気も漂ったが、1年生も大活躍して試合の流れを呼び込んだ。

 「365日休み無し」と言われる猛練習にも耐えてきた。東京都出身の角田は「練習量がすごく多くて、中学時代の2倍以上。みんなクタクタで『とりあえず、今日を乗り越えよう』と励まし合ってきた」と話す。普段の練習やランニングメニューも厳しく、ホームシックになることもあったが、先輩に励まされ、仲間同士で支え合って力をつけてきた。

 全国大会(来年1月5日開幕、東京体育館)の目標は8強入りだ。角田が「1年生ですが思いっきりプレーする姿を見せたい」と意気込めば、谷畑主将は「1年生でもちゃんと点を決めてくれる。信頼する仲間です」と期待する。チーム全員で力を合わせ、大舞台での飛躍を目指す。(中田 康博)

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