【巨人】育成選手の支配下枠争いは来季も熾烈…今季は「発掘育成元年」 ドラフトでは史上最多12人指名 鍬原、堀田、京介ら再契約へ 

仮契約を終えた育成ドラフト6位の唐津商・坂本勇人(カメラ・石田 順平)

 今季の巨人では阿部2軍監督率いるファームから5人の育成選手が支配下登録を勝ち取り、1軍舞台を経験した。育成選手による「支配下選手枠争い」は、来年も激しそうだ。

 今年のドラフト会議では、史上最多となる12人の育成選手を指名。キャプテンと同姓同名であることから注目を集める佐賀・唐津商の坂本勇人捕手(18)を始め、期待の選手がそろう。大塚副代表は「今年が発掘と育成の元年だと思ってやっている。血の入れ替えは必要」と大量指名の理由を説明。「3、4年後のドラフト1位を獲得できたと思っている」と語った。

 リハビリを経て支配下を目指す選手もいる。17年ドラフト1位の鍬原拓也投手(24)、19年ドラフト1位の堀田賢慎投手(19)は自由契約となることが発表され、育成選手として再契約を結ぶ方針だ。両投手とも今季、右肘の手術を受けた。患部を完治させてから競争に加わる。シーズン序盤に左のリリーフとして活躍し、17登板で防御率3.65と奮闘した高木京介投手(31)も自由契約が発表され、育成選手として再契約を結ぶとみられる。

 高卒2年目で今季1軍初登板を果たした直江大輔投手(20)や、同じく2年目の山下航汰外野手(20)も自由契約となり、育成選手での再契約を打診される方針だ。原監督から「(春季)キャンプMVP」と評されたイスラエル・モタ外野手(24)は自由契約となった。支配下を勝ち取った後も、安定した成績を残すことが不可欠だ。

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