静かな渋谷のハロウィーン センター街理事長、自粛若者に感謝「人が例年の2割くらい」

コロナ禍のハロウィーン、渋谷駅前の風景(ロイター)

 ハロウィーン本番を迎えた31日、例年、仮装した人たちでにぎわう東京・渋谷は、夜になっても大きな混乱はなかった。土曜日でもあり、午後7時頃から人出は多くなったが、昨年までと比べると、仮装はまばら。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、渋谷区は来訪自粛を呼び掛けていた。

 渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長(79)は午後6時頃、商店街をながめ「人が例年の2割くらいしかいない。8割減」。18年には集団に軽トラックが横倒しされる事件も発生したが「若者と(騒ぎを起こす)バカ者に分けさせてもらえば、自粛してくれた若者に感謝したい」と話した。

 仮装して来る人の中では、アニメ「鬼滅の刃」が人気。主人公・竈門炭治郎に扮(ふん)した新宿区の中学2年の女子生徒(13)は「楽しい」と笑顔だった。

 センター街などは人が多かったが、昨年からハロウィーン期間中の一部時間帯で路上飲酒を禁止する条例を施行。警視庁の機動隊員や、区が民間委託した警備員約100人も目を光らせており、酔っ払いが大騒ぎするような光景は目立たなかった。(竹内 竜也)

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