巨人・松原聖弥の兄は芸人 ロングアイランドの侑潔、弟のブレイクに「まさか」 16年育成5位「3年間楽しい思い出を」のはずが…

記念撮影する巨人・松原(右)と侑潔(18年)

 巨人の松原聖弥外野手(25)の兄で、お笑いコンビ「ロングアイランド」のツッコミ担当・松原侑潔(ゆい、28)がスポーツ報知の取材に応じた。今季ブレイクした弟の活躍を喜ぶとともに、幼少期の秘話など素顔を明かした。(聞き手・浦本 将樹、河原崎 功治)

 巨人の皆さん、リーグ連覇おめでとうございます! 聖弥が16年の育成ドラフト5位で指名された時は「3年間くらい楽しく思い出を作って」って感じに思っていた。それがまさか…。今年の活躍は素直にうれしく思っています。

 僕が野球を始めたのは小学4年生の時。小1だった聖弥も同じチームに入りました。でも最初に聖弥を見た監督さんが、父に「兄貴はあかんけど聖弥は相当センスがあると思う。強いチームに行かせた方がいいんちゃうか?」って話すのが、僕にも聞こえてしまって(笑い)。その後、聖弥は桑田真澄さんも在籍していたボーイズリーグ「八尾フレンド」に移籍してプレーしたんです。

 でも仙台育英高ではほとんど試合に出られなかった。聖弥の中では「もっとできるはず」っていうのがあったらしくて。大学でも野球を続け、ドラフトでは先に育成2位で高校生外野手の加藤脩平選手が指名されました。父親と2人で「さすがにないな。夢を見過ぎた」なんて話をして、ほとんどテレビも見ていなかった。そうしたら「読売 松原聖弥」って。父は町中に響くくらいの声で「よっしゃー!」って叫んでいました。僕も鳥肌がブワーッて立ったのを覚えています。もしあそこでドラフトにかかっていなかったら「バックパッカーとして世界を旅する」って言ってました(笑い)。

スライディングポーズで巨人のリーグ優勝を喜ぶロングアイランドの松原侑潔

 小さい頃は金城選手、石井琢朗選手、イチロー選手が特に好きでした。そこに石井さんが巨人のコーチとしていらっしゃった。最初の頃は石井さんからアドバイスをもらっても「石井琢朗が俺にしゃべりかけてる…」って。そんなことばかり考えているから、何を言われたか全然覚えてないらしいんですよ(笑い)。

 今は坂本さんや丸さん、岡本くんら“億プレーヤー”の中に年俸600万円の聖弥の名前がある。本人もよく言ってるんですけど「丸さんみたいなこと求めんといてくれ」って。「丸さんの100分の1しか給料もらってないんだから、丸さんくらい頑張ろうと思ったら100年働かないといけない」と(笑い)。でもそこに名前を連ねているのは感動しますよね。グッズなども家族で大量に購入しています。家は報知新聞の在庫の倉庫みたいになってますよ(笑い)。

 日本シリーズでは少しでも貢献できるように頑張ってほしい。僕らもまだまだ太田プロの補欠なので、しっかり活躍して、なんとか聖弥との格差が埋まるように頑張っていきたいです。

 ◆松原 侑潔(まつばら・ゆい)1991年12月11日、大阪府生まれ。28歳。小学4年で野球を始め、内野手でプレー。桜宮高では甲子園出場なし。関西外大では主に代打で、特技はバント。「ファウルもなく、一発で全部送っていました」。16年1月に「ロングアイランド」を結成。ツッコミ担当。太田プロ所属。身長172センチ。右投右打。

 ◆V一夜明けで大暴れ

 聖弥は31日のヤクルト戦で、打っては初の4打数4安打の大暴れ。「しっかり集中して打席に入れた」。守っては2回2死一、二塁から中村の右前安打で捕手の大城へノーバウンド返球。本塁を狙った二塁走者をタッチアウトにした。

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