渋野日向子、通算5オーバーで2戦連続予選落ち「受け入れたくない結果」…パット深刻

7番、さえない表情でグリーンへ向かう渋野日向子。5オーバー65位で予選落ちした(カメラ・相川 和寛)

◆女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス第2日(31日、埼玉・武蔵丘GC)

 4か月ぶりの日本ツアーで32位から出た渋野日向子(21)=サントリー=は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77で通算5オーバーの65位で、国内2戦連続で予選落ちした。初日にホールインワン達成も、この日はパット数33とグリーン上で苦戦した影響もありダボ2つと崩れた。「受け入れたくない結果」と厳しい表情を見せ「去年と比べてしまう自分がいる」と悩める心境を吐露した。10アンダーの勝みなみ(22)=明治安田生命=が2位に5打差をつけ首位を独走。

 渋野は最終18番の意地のバーディー後も苦笑いするしかなかった。オレンジ色のウェアに身を包み「ハロウィーンは考えてなかった。ハッピーハロウィーンだけど全然ハッピーじゃない」と自虐的に振り返った。今季国内4ラウンド目でワーストの77。「めちゃめちゃ悔しい。情けない。受け入れたくない結果だが、時間をかけて受け止める」と肩を落とした。

 3打及ばず、6月の開幕戦に続く国内2戦連続で予選落ち。5番でグリーン手前から3打目の寄せをミス、7番はフェアウェーバンカーから2打目がグリーンを越え、ともにダボとなった。初日にツアー2度目のホールインワンをした8番もボギー。エースを決めた翌日は過去4戦全て予選落ち(アマ含む)のデータを覆せず「(呪いが)解けない」とうつむいた。

 国内復帰初戦でショートゲームの課題が浮き彫りになった。各日31、33パットと苦戦し「パターで何打損したんだろう。アプローチも練習するしかない」。日米5勝で国内賞金ランク2位だった昨年は平均パット数1・7582で2位。「去年はどうやって打っていたんだろう」と告白した。

 2か月の米国の戦いでショットの向上に自信を取り戻しつつあった中で自身への期待も高まっていた。「ショットは6月より良くなっている」という一方、「何回この悔しい思いを経験したらいいんだろう。これが実力」と悲壮感をにじませた。「去年の自分と比べたら前へ進めない。でも(良かった頃と)比べてしまう自分もいて情けない」と唇をかんだ。

 10月中旬に帰国後、練習はできたが2週間の自主隔離明けというハンデもあった。「初心に戻って、あと(国内)4試合、頑張るだけ」。光が差すことを信じ、もがき続ける。その答えは自分で見つけるしかない。(岩原 正幸)

 ◆渋野の記録メモ

 ▼国内ツアー2戦連続予選落ち 昨年3月のTポイント×ENEOS、アクサレディス以来、同一年では2度目。

 ▼1ラウンドで2度のダブルボギー 国内ツアーでは昨年6月の宮里藍サントリーレディス最終日(スコアは78)以来、プロ3度目。

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