【巨人】菅野智之、最多勝“当確”14勝目…V一夜明けで寝不足でも5回1失点「今日の試合を楽しみに来てくれたファンの方もいる」

5回1失点で14勝目の菅野智之

◆JERAセ・リーグ 巨人6―4ヤクルト(31日・東京ドーム)

 調整の難しい試合で、菅野が勝利に導いた。1―1と追いついた直後の5回無死一塁から「粘り強く投げよう」と青木、山田哲、村上の上位打線の3人を封じた。リズムに乗った打線がその裏に勝ち越し、14勝目をつかんだ。

 リーグ連覇から一夜明けた試合は“万全”の状態ではなかった。普段なら先発前日はコンディションを優先し練習後に帰宅する。だが、10月30日は優勝決定ということもあり、試合終了まで見届けた。その後も優勝セレモニーに出席し、選手会長として優勝会見や取材に対応。午前0時を過ぎても球場に残っていた。

 そこからのデーゲーム。「あまり寝ていない」と疲れはあったが「今日の試合を楽しみに来てくれたファンの方もいる」と、集まった1万8134人のことを考え懸命に腕を振った。5回限定と決まっていた中で、走者を出しながら要所を締め、4四死球5安打1失点。最多勝争いでライバルの阪神・西勇(11勝)、中日・大野雄(10勝)は残り試合数を考えても及ばない。17、18年に続く3度目の最多勝に“当確”ランプをともした。

ポストシーズン日程

 開幕投手から13連勝とチームを引っ張り、リーグ連覇に大きく貢献した。原監督は「5回に4点を取ったのは、今までの労をねぎらってもらって(野手陣からの)感謝というところじゃないかな」とたたえた。今後は日本シリーズを見据え、一度出場選手登録を抹消される方針。21日から始まる日本シリーズの1週間前で、今季最終戦となる14日のDeNA戦(横浜)での調整を兼ねた登板が濃厚だ。「あまり休むことは考えず、体を動かしながら自分の良い時のコンディションに持っていければ」。3週間後の大舞台へ向け、状態を整えていく。(玉寄 穂波)

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