【オリックス】アルバース、6失点KOで借金最多タイ23…それでも張奕&鈴木がキラリ

アルバース

◆パ・リーグ 日本ハム6―1オリックス(31日・札幌ドーム)

 オリックスが投打にう見せ場なく敗れて、借金が今季最多タイの23に膨らんだ。先発のアルバースは初回無死二塁の危機をしのいだが、2回に落とし穴が待っていた。1死一塁から野村を遊ゴロに打ち取り遊―二―一のダブルプレーかと思われたが、二塁・山足がワンバウンド送球。一塁・大下が捕球できず、走者を一塁に残した。ここから2連続適時打を含む4連打を許して2失点。これでリズムを崩したのか4回に1失点、6回にも3失点して5回1/3を6失点でKOされた。

 中嶋監督代行はアルバースについて「そういう(粘れなかった)ことになるんでしょうけど」と試合をつくれなかったことは課題としつつも、「すべてはあそこ(2回)でダブルプレーを取れなかったこと。あれに尽きるということでしょうね」と守備のミスを指摘。「“たられば”で言えば、あれでスッと終わっていたかもしれないですし、完全に守備で足を引っ張ってね。(守備の要の)安達が出ていない時に、じゃあ自分たちがどうアピールするのか、自分たちはどうやってやるのか、出た選手らは自分のチャンスだと思ってやらないといけないし、今日に関してはできなかったということ」と野手陣に注文をつけた。

 前夜は鮮やかな逆転劇を見せた打線も、わずか3安打で1得点のみと反発力を欠いた。フライアウトが16個にのぼり「選手に聞きたいですね。簡単に打ち上げて…。淡泊に見えるっちゃあ、淡泊ですよね」と言葉少なに首をかしげた。

 厳しい内容の敗戦の中で、指揮官が収穫として挙げたのは救援登板した張奕と鈴木だ。ここまで先発として9試合(2勝3敗、防御率4・06)に登板してきた張奕を、8回に投入。1イニングを1奪三振の3者凡退に斬った右腕に、式案は「もちろん先発でイニングを投げることもできますし、今日見て(救援でも)これはいいなというのもありますし。その点では、いろいろなことを試せると思っています」と手応えをにじませた。また同じく、7回を2奪三振で完全救援した鈴木にも「ロングでなくても、いろんなことをね。そういうことが収穫ですね」と好評価していた。

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