【日本ハム】延長10回に渡辺諒のサヨナラ犠飛で3連勝 吉田輝星は吉田正尚に痛恨3ラン被弾で今季初勝利ならず

力投する吉田輝星

◆日本ハム4―3オリックス(29日、札幌ドーム)

 パ・リーグ5位の日本ハムが、延長10回に渡辺諒内野手(25)のサヨナラ右犠飛で勝って3連勝とした。

 序盤は、今季4試合目の先発で、プロ初の中6日の登板となった吉田輝星投手(19)の快投が試合を作った。初回は吉田正から147キロ直球で見逃し三振を奪うなど三者凡退。2回も3つの外野フライで1人の走者も出さなかった。3回には初安打を浴びるなど2死一、三塁のピンチを背負ったが、大城を右飛に打ち取って無失点。4、5回も三者凡退に抑えて5回までは2安打無失点と、今季初白星へ好投を見せた。

 援護したい打線は、2回に1死二塁で渡辺が三塁手のグラブをはじく強烈な当たりの左前適時打で先取点をゲット。中田が二塁から激走する好走塁を見せ、渡辺も「難しい打球でしたが、中田さんがホームまでかえって来てくれたので感謝です」と頭を下げた。

 吉田輝にプロ2勝目への高い壁となったのが1点リードの6回。福田、大城に連打を浴びて1死一、二塁で打席に迎えたのは1、2打席目はともに直球で見逃し三振、中飛に打ち取っていた主砲・吉田正だった。運命を分けたのは1ボールからの2球目。こん身の146キロ直球を右翼席に運ばれた。逆転3ランを浴びた輝星はガックリ。「ホームランを打たれた場面は、1番やってはいけないことをしてしまい、悔しい気持ちです」と猛省した。

 好投した吉田輝に黒星はつけまいと、直後の6回裏に打線は奮起。大田の適時内野安打で1点差に迫ると、ビヤヌエバの左犠飛で同点。勝ち越すことは出来なかったが、今季2敗目は消えた。6回90球を投げ、5安打3失点、3奪三振で降板。「立ち上がりはいつもより集中して入ることができました。変化球でうまくカウントを取り、リズム良く投げることができたと思います。左のインコースと右のアウトコースへのカット気味の真っすぐもうまく使うことができました」と収穫もあったが、あと一歩で勝ち星はつかめなかった。

 3―3の同点で、7回からは救援陣が踏ん張った。玉井、ロドリゲス、堀、杉浦が延長10回までの1イニングずつを無失点リレー。打線の援護を待った。9回は清宮、王、浅間と3者連続で代打を送ったが三者凡退に倒れた。

 延長10回裏は、1死から西川が遊撃への内野安打で出塁。二盗と相手の失策で一気に三塁まで進み、1死三塁となると、中田、大田が連続で申告敬遠で歩いた。1死満塁の大チャンスで、渡辺はカウント1―1から右犠飛を放って試合を決めた。

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