松原智恵子、若き日の渡哲也さんを振り返る「緊張して、拳を握らないとセリフが言えなかった」

渡哲也さんを追悼した松原智恵子

 肺炎のため8月10日に亡くなった俳優・渡哲也さん(享年78)の出演映画を上映する「渡哲也 追悼上映会」が24日、東京・大田区民プラザで行われ、女優の松原智恵子(75)がトークショーを行った。

 渡さんのデビュー作となった映画「あばれ騎士道」(1965年)で共演した松原は、「渡さんは、大学を出て俳優になられて、演技とか全く勉強されてなくて。拳を握らないとセリフが言えないくらいで。緊張されていました。私も若くて、必死になって一緒に演技を勉強しました」と振り返った。

 その後、「東京流れ者」(66年)や68年の「無類」シリーズで共演を重ねた。共に映画で育ってきた仲間である渡さんの人柄を「優しい方。何かにつけて、とがったところがなかった。かわいらしく笑うけど、自分から話す人ではなかった」と称し、「映画にその優しさがにじみ出ています」と追悼した。

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