外房・飯岡沖でイサキ好調…定説の太平洋側北限より北側でも釣れるのはなぜ? 船長の分析

飯岡沖で釣れたイサキ(太幸丸提供)

 イサキはやや暖かい海域に生息する魚だ。これまで外房の片貝沖が太平洋側の北限といわれてきた。しかし、その“定説”が崩れようとしている。片貝沖の北側、飯岡沖でイサキが釣れているのだ。

 飯岡港の報知指定・太幸丸のコマセ釣り乗合船では、14日にトップ50尾を記録した。15日と17日にも多い人が40尾釣っている。サイズは35センチ級の良型が交じっている。釣り場の水深は50メートル前後。「本来はハナダイを狙っているんだけど、イサキが食って来ちゃうんだ。魚群探知機にはイサキの反応がかたまって、ドカーンと出ているよ」と実川浩司船長はいう。

 飯岡沖では、2年前にもイサキがまとまって釣れたが、昨年は食い渋った。しかし、今年は再び好調に釣れている。実川船長は「地球温暖化が原因なのか、それとも黒潮の蛇行の影響なのか、よく分からないが、これまで暖かい海にいた魚が北上して生息域を拡大させているのは事実。イサキは今年もこの調子だから、異変ではなく、もう飯岡沖に定着したんじゃないかな」とみている。

 太幸丸の乗合船では、今や本命になったイサキのほかにもハナダイやイナダ、マダイ、アジなども釣れる。五目釣りを楽しむにはぴったりだ。

 ◆めも イサキ五目釣りの近況、乗合船は飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)。

 千田港三喜丸(TEL0470・43・8293)からも乗合船が出る。

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