【オリックス】ああCS完全消滅…それでも中嶋監督代行「僕らはやっていかないといけない」

5回2死一、二塁 ロメロに左越え22号3ランを浴びた田嶋大樹

◆パ・リーグ 楽天6―3オリックス(22日・楽天生命パーク)

 オリックスは先発の田嶋大樹投手(24)が6回5失点と試合をつくれずに敗れ、CS進出が完全消滅した。田嶋は初回に島内に適時打され、2回には下妻にスクイズを決められて序盤から2点のリードを許した。3、4回は無失点。しかし5回に先頭の小深田を安打で出塁させると、続く鈴木の送りバントを併殺に斬って2死としながら、そこから2者連続四球。ロメロに痛恨の3ランを被弾した。

 田嶋は「序盤から失点を許してしまい、チームに流れを持ってくる投球ができていませんでした。5回の場面もなんとか粘りたかったんですが、ゲームを作ることができず申し訳ないです」と敗戦の弁。中嶋監督代行は「バント失敗をゲッツーにしてもらって、その後に四球、四球でホームランですから。正直、そこはダメなところですよね。今日の完全なるポイントになってしまった」と厳しく指摘した。ロメロには前日の試合でも本塁打されており「ピッチャーもそうですし、その攻め方もそう。慎重に入らないといけないところを簡単に入ってしまったというのは、課題になると思う。調子のいいバッターにどうするのか。非常にポイントになっていくので、全員でやっていかないといけない」と引き締めた。

 打線は6回のジョーンズの一発による3得点のみ。今カードは初戦から則本昂、涌井、そしてこの日の岸と、リーグを代表する3投手との対戦となったが「欲を言えば最初からいけたのかなと。最初からいかなきゃいけなかったですよね。(9回に勝ち越して勝利した)昨日の感じのままで入りたかった。序盤で得点していかないと。先制して、余裕をもっていかないと、という感じですよね。こちらから攻撃が始まるわけですから。その中で先制するというのを、これからはやっていきたいです」と課題を挙げた。

 この日の敗戦でCS進出が完全消滅したが、指揮官は最後まで諦めずに戦う姿勢を改めて強調した。「この前も言ったように、これだけ負けているわけですから、いつかはなくなること。来年が始まっているつもりで、やるしかない。シーズン最後まで前を向いて、どうやったら勝てるのかを全員で考えないといけない。目標がなくなったわけじゃないので。目標が来年にも続いていくわけなので。今からでも、僕らはやっていかないといけない。何かをつかんで、どうしたら形になるのかを考えていかないといけないし、自分たちがどういう目標を持たないといけないのかを考えないといけない。ちゃんと最後まで戦わないといけないと思います」。来年につながるものをつかむために、残りの試合も1戦1戦、必死に戦い抜くことを誓った。

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