ポール・マッカートニーが40年ぶりに自身の名前を冠したアルバム「マッカートニー3」を12月11日に発売

ポール・マッカートニーの最新アーティスト写真

 ミュージシャンのポール・マッカートニー(78)が12月11日にニューアルバム「マッカートニー3」を発売する。22日、ユニバーサルミュージックが発表した。1970年に発売した「マッカートニー」、80年発売の「マッカートニー2」と同様に、ポールがほとんどの楽器を1人で演奏したセルフプロデュースアルバムとなる。

 18年にアルバム「エジプト・ステーション」を発売したポールは当初、2020年にアルバム発売の予定はなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「RockDown」(封鎖のLockと掛けて、Rockが出来ないという意味の造語)の中、すでにあった音楽的なアイデアを整理して新たな曲作りを開始。英サセックスのスタジオでアルバムのレコーディングを行った。

 90年代初めに作りながらも未発表曲となった「When Winter Comes」(ジョージ・マーティンとの共同プロデュース)に新たな旋律をつけて完成させた「Long Tailed Winter Bird」をアルバムのオープニング曲に採用。2020年バージョンの「Winter Bird」というイントロをつけた「Winter Bird/When Winter Comes」をフィナーレに据えた。

 また「マッカートニー」と「マッカートニー2」の写真がリンダ・マッカートニーの手によるものだったことを踏まえて、「マッカートニー3」の写真は娘のメアリー・マッカートニーの写真がメインで、他にも甥のソニー・マッカートニーの写真や、ポール自身が自分の携帯で撮った写真も使用されている。アルバム・ジャケットと文字のデザインはアメリカの著名なアーティストのエド・ルシェが手がけている。

 アルバムについてポールはこう語っている。「僕はロックダウンの時期を自分の農場で家族と過ごしていた。毎日自分のスタジオに通っていた。映画音楽の仕事を少ししなければならなかったんだけど、それがオープニングで使われることになった。それが終わった後で、さあ何をやろうか?と考えた。何年も前に少しだけやりかけた曲がいくつかあったけれど、いつも時間がなくなって半分くらいのところで終わっていた。だから、そういう曲にはどういうものがあったのかを思い出していった。そして毎日、その曲を元々書いた楽器でレコーディングを始めて、だんだんと楽器を足していった。とても楽しかったよ。仕事のために曲を書くのではなく、自分のために曲を作っている感じだった。というわけで、やりたかったことをやったんだ。それがアルバムになるとは思ってもみなかった」

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