来年3月で落語家生活50年の桂雀三郎が11・29独演会で1日6ネタ挑戦「最後に倒れるところを楽しみにして」

独演会をPRする桂雀三郎

 上方落語家の桂雀三郎(71)が22日、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで11月29日に開催する独演会のPR会見を同ホールで開いた。

 2009年から毎年恒例で12回目を迎える独演会だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で客席収容率を抑えるため、同ホールの要望で初の1日2公演を行う。1公演3本ずつ、計6本のネタを披露。「全然自信がない。1日5本はやったことがありますが、6本は初めて。しかもこの年齢で…。体調を万全に整えますが、最後に倒れるところを楽しみにしてください」と苦笑いでアピールした。

 1回目(午前11時開演)の1本目「口合小町」は、故・桂米朝さんが手掛けたことのあるネタだが、同ホールでの落語会で米朝一門がかけたことはなく「やっている人はあまりいない。難しい」。コロナ禍で休業を余儀なくされていた当初、繰り返し練習したもので「自分の持ちネタの一つにしたい」と力を込めた。

 来年3月4日で、故・桂枝雀さんに弟子入りして50年となる。「非常に感慨深く、驚いています。やめたいと思ったことはない。定年がないのがありがたい。もっと面白く、100ネタぐらいはいつでもできるようになりたい」と、さらなる精進を宣言した。入門記念日には大阪・天満天神繁昌亭で独演会を開催する予定だという。

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