熊本出身では58年ぶりの大関誕生…正代の地元・宇土市では防災無線で昇進をアナウンス

熊本のキャラクターくまモンからお祝いを受ける正代(代表撮影)

 新大関・正代(28)=時津風=が正式に誕生した。日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で11月場所(同8日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、満場一致で昇進を承認。秋場所で初優勝した正代は、都内の時津風部屋で行われた伝達式の口上で、誠実に最後まで貫き通す意味の「至誠一貫(しせいいっかん)」の四字熟語で決意表明した。大関誕生は今年春場所後の朝乃山(高砂)以来。来場所は2横綱3大関となる。

 熊本出身では1962年夏場所後の栃光以来、58年ぶりの大関誕生となった。正代を熊本農高時代に相撲部で指導した恩師・伊藤辰博さん(48)は、昇進の一報に「良かった」と安堵(あんど)し、「今日から大関の心構えで頑張っていくと思うので、もう一つ上を目指してほしい」とエール。正代が生まれ育った熊本・宇土市内では午前9時15分ごろ、市の防災行政無線を通じ「大関昇進が決まりました」とのアナウンスが響き渡った。

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