【Bリーグ】PG山本柊輔、三遠の救世主!攻撃の起点&守備で貢献だ「起爆剤になりたい」

シュート練習に励む三遠PG山本柊

 B1リーグの2020―21年シーズンが2日、開幕する。三遠ネオフェニックスは同3、4日に浜松アリーナで、日本代表PG富樫勇樹(27)率いる千葉を迎え打つ。静岡市出身のPG山本柊輔(26)=清水東高出=が今季から加入。昨季は5勝36敗で中地区の最下位に終わったチームの起爆剤に名乗りを上げた。

 新加入したPG山本柊が、19―20年シーズン最下位に終わった三遠の救世主になる。「自分では、ポジティブなエネルギーを出せる選手だと思っている」。静岡市出身の背番号2にとって、県内での開幕戦は燃える材料だ。「山本柊輔という存在をアピールしてチームの起爆剤になりたい」と、抱負を語った。

 攻守のキーマンに名乗りを上げる。「PGはプレーメイクが要求されるので、攻撃の起点になりたい。ディフェンスでは、起点となる選手をつぶすのが役目になると思う」。開幕戦は、日本代表PG富樫を擁する千葉が相手。そこのマッチアップが勝負を左右することになりそうだ。

 今季から就任したブラニスラフ・ヴィチェンティッチHC(49)からの信頼は厚い。山本柊は選手だけではなく、スキルデベロップメントコーチとして契約。デベロップメントとは「開発、発展」の意味で、技術を向上させる目的で、全体練習前のトレーニングとして約15分ほどのメニューを任されている。昨年10月には米国のGリーグに挑戦するなど、バスケへの思いは人一倍。「ヘッドからは、『俺の右腕になれ』と言われている。役割を持たせてもらっているのは、やりがいがある」と話す。

 北海道遠征でレバンガと練習試合を行った9月19日、前半にゴール下へアタックした際、倒れて頭を強打した。そのまま試合は出場したが、試合後に脳しんとうの症状が出て、20日は欠場。Bリーグのプログラムに従い、経過観察するため1週間ほど全体練習から離れた。開幕はベンチスタートが濃厚だが、体調は問題なさそうだ。

 リーグ開幕直前には、結婚も発表された。「個人的にはプレーオフ出場が目標。その先にある優勝も目指したい」。人生の節目の年を、最高のシーズンにするつもりでいる。(塩沢 武士)

 〇…今季から就任したセルビア出身のヴィチェンティッチHC抜きで開幕戦を戦う。コロナ禍で入国を認められていないため、映像を流しながら“遠隔指導”している。関係者の話では「今季就任し、まだ一度も選手とは対面していない」という。HCが合流するまで、試合は、河内修斗トップアシスタントコーチ(35)が采配をふるう。

 ◆山本 柊輔(やまもと・しゅうすけ)1993年11月4日、静岡市生まれ。26歳。横内ミニバスでバスケを始める。静岡東中から清水東高を経て、筑波大に進学。大学3、4年でインカレ優勝に貢献。卒業後はB2山形、B1北海道に所属。昨年10月に米国のGリーグに挑戦し、昨シーズン途中からB1東京に加入。今季からB1三遠。176センチ、74キロ。

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