柔道五輪代表・芳田司、初の大舞台へ「開催されると信じて準備」

オンラインで取材に応じた芳田司

 柔道女子57キロ級で東京五輪代表の芳田司(24)=コマツ=が30日、オンラインで合同取材に応じた。1年延期された初の五輪へ「試合に向けて気持ちも体も作っていたのですぐに切り替えることはできなかったけど、今は切り替えている。五輪が開催されると信じて、それに向かって準備していくだけ」と心境を語った。

 外出自粛期間は小学校時代からの試合の映像を順番に見返し、イメージトレーニングと自分を見つめ直す時間にあてた。柔道以外では、6月に友人からプレゼントされた竹製の横笛を吹いて息抜きをする時間もあったという。7月から所属先でマスク着用で段階的に稽古を再開。9月からは乱取りも行い「柔道がずっとできてないと不安になるんですが、やりだすとイメージもできる。柔道ができる幸せに気付かされた」と振り返った。

 1年の延期はコンディションの面でも前向きにとらえている。2月のGSデュッセルドルフ大会を左手中指の故障で欠場するなど、「いろいろ不安もあったので、準備期間が増えたことはめちゃくちゃプラスに考えています」。次戦は未定だが、「1日でも早く試合に復帰できるように準備している」と気合十分の表情だった。

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