【特別企画】“打撃の神様”と並んだシーズン7度目の150安打…坂本勇人2000安打への道 あと34本

2018年10月9日、阪神戦4回左安打を放った坂本勇人

 巨人の坂本勇人内野手(31)の通算2000安打達成が期待される今季。スポーツ報知では「坂本勇人2000安打への道」と題して、これまでの勇人の活躍を、当時の記事で振り返る。

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◆巨人9-4阪神(2018年10月9日・甲子園)[勝]畠 9試合2勝[敗]桑原 61試合5勝3敗▼[本]=岡本32号(桑原・7回)33号2ラン(望月・8回)▼[三]=陽岱鋼▼[二]=阿部、島田、大山、マギー

 逆転劇を演出したのはやはり、坂本勇のバットだった。1点を追う3回1死、フルカウントからメッセンジャーの高めに浮いた直球をはじき返した。痛烈なゴロが三遊間を破る。

 「今年は(メッセンジャーを)打ててないのは分かっていたし、1打席目もダメだった。修正してやりました」。左前安打で出塁し、井端内野守備走塁コーチと拳を合わせた。

 試合前までメッセンジャーには今季9打席6打数無安打と音なしだった。1打席目も遊ゴロに倒れていただけに、球威ある直球に差し込まれないように始動を早め、ミートポイントをわずかに前に意識した。試合中でも勇気を持って修正できるのも、経験のなせる業だ。

 田中俊も続く。痛烈な右前安打で一、三塁と好機を広げ、阿部の逆転2点二塁打を呼び込んだ。8回にも勇人が中前安打を放ち、田中俊が送ってダメ押しの7点目を演出。

 1、2番そろって猛打賞の活躍に、勇人が「1、2番でやれること、できることはやれたと思う」と胸を張れば、俊太も「たまたまですが、結果が出たことは自信にしたい」と表情を緩めることなく言った。

 坂本勇にとっては記録ずくめのシーズンにもなった。7月中旬から左脇腹肉離れで1か月以上の離脱もありながら、キャリアハイとなる打率3割4分5厘をマーク。

 152安打を積み重ね、“打撃の神様”川上哲治と並んで球団史上2位となる7度目のシーズン150安打を成し遂げた(1位は11度の長嶋茂雄)。

 進出が決まったCSへ「本当に短期決戦なので、何とか初戦を取りたい。今日は最高の勝ち方だった」と主将。次なるステージでも「サカタナ」が切り込み役となる。(西村茂展)

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