【石川】星稜が9季連続の北信越大会へ 注目スラッガー・中田達也が2安打2打点2盗塁「北信越は通過点」

5回に二盗を決めた星稜の3番・中田

◆秋季高校野球石川県大会 準決勝 星稜6-0寺井(29日、石川県立)

 シード校の星稜が圧倒的な強さを見せつけ、9季連続62回目の北信越大会(10月10日開幕、富山)出場を決めた。3番に座る北陸屈指のスラッガー・中田達也主将(2年)が、2安打、2打点、2盗塁と大活躍。得意のゴルフ打法を武器に、4回先頭では地上約10センチの低いボール球をすくい上げて中前安打にすると、5回2死満塁では内角直球をコンパクトに振り抜き、一、二塁間を破る2点適時安打で先制した。「低い球はゴルフの打ち方です。キャプテンらしく、チームが苦しい時に打てました」と充実した表情を浮かべた。

 今夏の甲子園交流試合では履正社(大阪)と対戦し、1―10とまさかの大敗を喫した。3番、中堅手で先発した中田は「全国レベルの高さを痛感した。全国で勝ち上がるためには、意識を変えないと通用しない」と決意。練習中も無駄な時間を極力減らし、打撃では1日500~600回とスイング量を増やし、マシンも140キロ前後に設定した。「中軸でマークは厳しくなったが、長打より広角に打てるバッティングを心がけている。速いボールにも対応できるようになりました」と手応え。夏の練習試合では明徳義塾(高知)、済美(愛媛)にも打ち勝ち、大きな自信をつけた。

 高校通算本塁打は11本、中学時代は投手としてMAX136キロを記録するなど、抜群の身体能力を誇る。今大会は4試合で17打数9安打、3盗塁をマーク。「北信越大会は通過点。圧勝して優勝したい」と中田。5季連続の北信越優勝に向け、好調の3番が頼もしく言い切る。(中田 康博)

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