久保建英、古巣バルサ戦でチーム最高評価 唯一枠内シュート 指揮官も絶賛

ドリブルで攻めあがる久保建英(ロイター)

◆リーガエスパニョーラ第3節 バルセロナ4―0ビリャレアル(27日・カンプノウ)

 3試合連続ベンチスタートとなったビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)は、敵地のバルセロナ戦に後半29分から出場した。下部組織時代を過ごした古巣を相手に、短い出場時間の中で惜しいシュートを放つなど存在感を発揮。0―4で大敗したチームの中で唯一の光明となった。

 相手本拠地カンプノウでの初得点まであと一歩だった。後半44分、久保は右サイドから切れ込むと、対峙(たいじ)したDFジョルディアルバの背中越しに左足でカーブを掛けたシュート。GKネトに惜しくもはじかれたが、これがチームで唯一の枠内シュートとなった。

 2度目のカンプノウでも爪痕を残した。マジョルカに所属していた昨年12月、下部組織時代を過ごしたバルセロナと初めて対戦。2―5と大敗したが、2得点の起点となり「いいデビューだった。やれることはやった」と古巣に実力を証明した。

 ビリャレアルの一員として臨んだこの日は、4点を追う後半29分から出場。ナイジェリア代表のウィンガー、チュクウェゼに代わり、右MFで投入されると、試合の流れを一変させた。まずは同35分、右サイド深い位置まで進入してクロスを送ると、同40分にはペナルティーエリア内にDF3人の間を通すスルーパスを送り、好機を演出した。同44分のシュートを含め、わずか16分の出場で強烈なインパクトを与えた。

 ウナイ・エメリ監督(48)は「タケは全ての試合で貢献している。攻撃的なポジションならどこでもプレーできるが、右サイドが快適そうだ。彼はここまでうまくやっている」とたたえた。同国の大手スポーツ紙「マルカ」も、GKアセンホと並びチーム最高の2つ星(3つ星が最高)の高評価を与えた。

 次節は30日(日本時間10月1日)に中2日でアラベス戦を控えており、加入後初のスタメンの可能性は十分にある。「素晴らしいシーズンにしたい。個人としても、チームとしても、成績を残したい」と話していた久保。チーム内での存在感は確実に高まっている。

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