ガイドライン違反者には厳罰 プロボクシングJBC&協会 違反者は資格停止も

 

 プロボクシングの統括団体である日本ボクシングコミッション(JBC)および全国のジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)は28日、テレビ会議アプリ「Zoom」を使ったオンラインでの新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、興行ガイドラインに違反する人に対して厳しい罰則を与えることを確認した。

 安河内剛JBC本部事務局長によると、7月の興行再開以降、一部で客や協会員らのマナーやガイドラインの違反なども見受けられている。ガイドラインに従わずにクラスターが起きた場合にはイベントの無観客化などの措置のほか、公平性や観客を入れての興行への影響も考え、同じ事を繰り返した場合にはライセンスの資格停止などの処分もあり得るという。

 JBCおよびJPBAによると、指定された席以外の着席や禁止されている立ち見の例もあったという。また、出場選手は計量、PCR検査後は指定された宿舎への分離宿泊が義務づけられ、外出は禁止されているが、一部でテイクアウトの列に並んだ選手がいたため、厳重注意を与えたという。新田渉世JPBA事務局長は「違反者にはかなり厳重に対応しないといけない」としており、協会員の違反者に対しては会員資格停止や罰金などを課すとした。

 また、ガイドラインでは会場内で出場選手と客の接触も禁止されているため、同様の行為が見られた場合も厳罰化の対象となる。

 一方、外国人選手の入国については、スポーツ庁やアマチュアの日本ボクシング連盟などと協議を続けており、少しずつ前進しているという。「現状では五輪、パラリンピックに資する、世界戦など世界的にも大きい試合でないと(認められない)。ただ、門戸は広がっている」と安河内事務局長。11月3日のWBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ(大阪)で、王者・京口紘人(ワタナベ)に挑戦するタノンサック・シムシー(タイ、グリーンツダ)の書類はすでに提出済み。現在はビザ発給待ちの状態だ。安河内事務局長によると「入国は問題ないだろう」という。興行再開後、初の男子世界戦開催は予定どおり実施されそうだ。

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