【巨人】菅野智之、圧倒的WHIP0・85…最も走者を出さない投手、キャリアハイも視野 

菅野智之

 巨人の菅野智之投手(30)は今季14登板で101回1/3を投げて11勝0敗、防御率1・78、3完封。勝利、勝率、防御率でリーグトップに立ち、個人タイトルを視野に入れて首位を独走するチームを引っ張っている。

 今年、最優秀防御率に輝けば、自身2年ぶり5度目。稲尾和久(西鉄)に並び歴代最多の5度目の防御率タイトル獲得となる。

 稲尾は菅野と同じ6年目で4度の防御率タイトルを獲得した後、5度目はプロ11年目だった。菅野が「8年目で5度目の最優秀防御率」となれば、プロ野球史上初の快挙になる。

 さらに今年の菅野はWHIPがここまで0・85。WHIPとは投手を評価する指標の一つで、1イニングあたり安打と四球で何人の走者を出塁させたかを表す数字で、被安打+四球÷投球回で計算する。菅野は101回1/3、被安打70、与四球16で12球団の規定投球回以上でトップの0・85。菅野が17勝5敗、防御率1・59で沢村賞を受賞した2017年が0・85で、それを上回るキャリアハイの好数字も視野に入っている。

 WHIPは1・00を切って0点台なら超一流の域と言われるが、菅野の0・85はプロ野球の歴史を見ても抜群で圧倒的な数字。38年春のスタルヒン以来、巨人では82年ぶりの開幕投手からの開幕11連勝をマークするなど、球史を塗り替えている今季、WHIPにも注目したいところだ。

最新一覧