【神戸】三浦淳寛新監督の初陣でゴールラッシュ!主将イニエスタは3得点に絡む

◆明治安田生命J1リーグ 第19節 神戸 4―0 札幌(26日・ノエビアスタジアム神戸)

 前スポーツダイレクター(SD)の三浦淳寛氏(46)が新監督に就任した神戸は、札幌を4―0で圧倒。今季初の連勝を決めた。主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)は3得点に絡む活躍を見せると、守備はリーグ戦15試合ぶりのクリーンシート(無失点試合)を達成。攻守がかみ合い、新体制での初陣を飾った。

 新生・神戸が最高の船出を切った。22日にフィンク前監督の電撃退任が発表されてからわずか4日。試合終了と同時に両手でガッツポーズを決めた三浦新監督は「初めてなので余裕はなかったけど、スタッフが非常に協力してくれて意外と落ち着いて采配を取れたと思う」と安どの表情を浮かべた。

 序盤はボールを支配される展開が続いたが、流れを変えたのはイニエスタと日本代表FW古橋の「師弟コンビ」だった。前半19分、元日本代表DF酒井がイニエスタとのワンツーで抜け出し左クロス。古橋が右足で合わせ先制すると、同45分は自陣から古橋へドンピシャのスルーパス。シュートはDFに阻まれたが、こぼれ球をFW郷家が押し込んだ。後半17分には司令塔からのカウンターを古橋が決めこの日2点目。同45分にルーキーFW小田のプロ初得点も飛び出した。

 リーグ戦7試合勝ちなしでクラブを去った前監督からバトンを受けた三浦氏。強化部門トップとしての責任を感じオファーを受けるか迷ったが、18年のSD就任から進めてきた「バルセロナ化」を継続・発展させるため、自らが指揮を執る道を選んだ。

 就任後のミーティングでは「結果が出なければ当然監督が責任を取る。我々のスタイルをぶれずにやっていこう」と伝えた。「アツさんはSDの頃から励ましてくれたり、自信を持たせるような声をかけてくれていた」(小田)と、選手たちは新監督の男気に応えるようにゴールラッシュを披露。指揮官は「我々のやりたいサッカーとしては今日の試合のなかでは満足いってはいない。SDの時と違い、現場に立つと難しさは出てくる」と振り返ったが、初陣はこれ以上ない結果となった。

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