田中刑事、今季初戦で曲間違えるハプニング 「笑えてしまった」66・97点でSP首位

田中刑事

◆フィギュアスケート 中四国九州選手権 ◆第2日(26日、岡山市・岡山国際スケートリンク)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪代表で今季初戦に挑んだ田中刑事(25)=倉敷FSC=は、66・97点で首位発進した。

 スタート位置に立ち、曲が始まると、まさかのフリーの曲がかかってしまうハプニング。両手でバツ印を作り曲を止めると、慌ててSPの曲が入ったCDを取りに行き、なんとか演技をスタートした。

 1か月前に負傷した右膝がいまだ完治していない中、構成を落とし、冒頭は3回転サルコー、続けてダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、後半は3回転―2回転の連続トウループのジャンプを跳んだ。

 経験のない無観客での大会だったが、「自分のミスの音響トラブルがあったので笑えてしまって、全然無観客ってことを忘れていた」と反省。コロナ禍で予定されていた大会がなくなり、また右膝負傷と思うようなシーズンのスタートとはならなかったが「まずけがを悪化させずに、どこまで100%戻せるかが僕に与えられた試練。全日本選手権までの試合一つ一つにフルの気持ち、整った体で参加できるように。あとは昨季も挙げた『攻める』というテーマを忘れずにけがと向き合っていきたい」と話した。

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