【ソフトバンク】柳田悠岐、想定外の内角球「神懸かり」V15号3ラン 打撃8部門トップ

柳田悠岐

◆パ・リーグ ソフトバンク4―1オリックス(14日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクの柳田が、神懸かった一撃だ。頭になかった内角直球を、体の反応だけで捉えた。同点の8回2死一、二塁。4球続けて外を攻められカウント2―2と追い込まれた。勝負の5球目、山崎福が投じた厳しいコースの141キロを豪快に右翼席にたたき込んだ。勝ち越しの15号3ランに右腕を突き上げ、大歓声に包まれながらダイヤモンドを1周した。

 「まぐれなんですけど」。それまで外角の厳しいコースをストライクとジャッジされていた。「外だと思った。内角? 全く」と勝負球は読みに反して内角に来た。裏をかかれたが、今の柳田には関係なかった。「前の打席の三振で、力んでいるなとすごく感じたのでリラックスして打席に入った。あの打席があって打てた」。心がけたのは“脱力”。「配球とかは考えてない」と笑い飛ばした。

 初回、自身の二塁打をきっかけに同点としたが、2回以降は二塁すら踏めなかった。7イニングぶりに巡ってきたチャンス。工藤監督も「神懸かったようなホームラン。あの厳しいところをホームランにできるのは彼しかいないと思う」と興奮気味に振り返った。

5連勝貯金9 6、7月の月間MVPを獲得し、8月に入っても11試合で打率4割9厘、5本塁打、12打点と無双状態。打率、本塁打、得点、安打、出塁率、三塁打、塁打、長打率の8部門でリーグトップだ。「シーズンは長いので意識してない。チームのためにいいバッティングができれば、それだけで満足です」。チームは今季最長タイ、2度目の5連勝で貯金は最多の9。柳田を中心に、快進撃は止まりそうにない。(戸田 和彦)

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