【阪神】藤浪晋太郎、鬼門・京セラDで今季ワーストの6失点で4戦4敗

初回に失点し頬を膨らます藤浪

◆JERAセ・リーグ 阪神0―6広島(14日・京セラドーム大阪)

 自身へのいら立ちを隠せなかった。藤浪は右の太ももを悔しそうに叩いてマウンドを降りた。4点を追う6回、投手の森下に2点二塁打を浴び、試合が決した。6回8安打で今季ワーストの6失点。685日ぶりの白星はならず、4戦4敗となった。「自分の投球を取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」とうなだれた。

 初回、1番・西川に初球を中前打とされると、1死一、三塁から鈴木の左前適時打で先制点を献上。続く松山にはこの日最速の155キロ直球を左中間へ2点二塁打とされた。「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出はなをくじかれ、バタバタしてしまいました」

 今季、得点圏で被打率4割1分4厘と踏ん張れていない。打者28人のうち、初球ボールが18人と自分優位のカウントに持ち込めなかったことも原因の一つ。3回先頭の長野に対しては頭上を通過する抜け球で四球。15年3月29日の中日戦を最後に4連敗となった鬼門・京セラDで、狂った歯車を最後まで戻せなかった。

 チームは今季最少の2安打で5度目の完封負け。広島のドラ1右腕・森下に3連敗を喫し、勝率5割復帰はならなかった。右腕の今季登板時の援護点は2、0、1、0だが、矢野監督は「(初回の)あの点の取られ方だと追いかける方もしんどい。自分目線の投球だけでなく、相手にどう思われているかを見ていかないと」と指摘。球威でねじ伏せる剛腕らしい投球を求めた。(中村 晃大)

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