【甲子園】磐城、いよいよ木村保前監督の最後のシートノック…国士舘戦

磐城のグラウンドでシートノックをする木村前監督

 2020年甲子園高校野球交流試合は、15日から後半3日間の戦いがスタートする。15日に国士舘(東京)と対戦する磐城(福島)は14日、同校グラウンドで最後の練習と出発式を行った。試合前のシートノックを務める前監督で福島県高野連副理事長の木村保教諭(50)も練習に参加。7分間のシートノックで気持ちを高めた。

 親指と中指のマメをつぶすほどノックの練習をした木村教諭が、磐城ナインの元に戻ってきた。4月に赴任した福島商と磐城の間で検討を重ね、ノッカーとして聖地の舞台に立てることが決定。バットは監督時代から使っていたものを外野ノック用に、磐城高野球部の同期「磐城64会」から贈呈されたものを内野用に使う。ノックを終えると「7分間があっという間でした」と笑顔を見せた。

 人事異動のため3月末で磐城を離れた。3月30日に“最後のノック”を行った時には選手と一緒に涙を流した。聖地で再びノックをできることになり「最後のノックを夢舞台で迎えることができることに、感謝でいっぱいです」と話した。チームは応援団と地域住民250人に見送られながら出発し、福島空港から大阪入り。一丸の全力プレーを体現する。(小山内 彩希)

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