小池百合子知事「感染防止徹底宣言ステッカー」掲示店の対策状況を“抜き打ち”チェック!

 東京都は14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに389人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数が300人を超えるのは、9日(331人)以来5日ぶり。小池百合子知事(68)はこの日の定例会見で、都の「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲示している飲食店を中心に、来週から都職員が対策状況を“抜き打ち”で見回ることを明らかにした。

 小池氏は会見で「掲示をしていただくには、防止策を講じていただくことが大前提だ」と強調。「いつ、どこに行くかはお伝えはいたしません」とし、抜き打ちで見回る考えを示した。感染防止対策に取り組んでいることを示す、都の「虹のステッカー」の“免罪符化”を阻止したい考えだ。

 都内約18万の施設や店で掲示されるステッカーの有効性が問われている。12日には、ステッカーを掲示していた江戸川区のフィリピンパブでクラスター(感染者集団)が発生し、客と従業員ら8人の感染が発覚した。ステッカーは都のホームページで誰でもダウンロード可能で、適切な対策が講じられているか第三者が確認する仕組みはない。

 都の担当者はこれまで警視庁と連携し、約70の風俗営業の店の感染対策状況の確認を行ってきたというが、「本当に対策を徹底しているのか、より多くの都民が足を運ぶ飲食店のチェック強化を行う必要がある」とし、早ければ19日から職員6チーム(計12人)で繁華街の居酒屋やレストランなどを巡回する。

 都内では14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに389人確認された。5日ぶりの300人超えには、3連休明けの11日に、検査数が6315件に上っていたことなどが影響したとみられる。累計の感染者数は、1万7069人で、重症者は13日から3人増の24人。(奥津 友希乃)

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